無線LANは便利ですが、可能な部分はできるだけ有線を使いましょう。安定性が段違いです。
ところで電器店へ行くと長さはもちろんいろんな種類のケーブルが並んでいて迷ってしまいそうですが、長ささえ決めてしまえば、実はあまり悩む必要はありません。
カテゴリ
ケーブルの性能を表す表示です。数字が大きくなるほど性能は上になります。購入の時は「エンハンスド カテゴリ5(5eと表記されることが多い)」以上の表示がされているモノを選びましょう。
5e 以上のケーブルなら1ギガの通信、1000BASE-T に対応します。とはいってもそれ以下のカテゴリのケーブルは売られているのを最近見かけた記憶がありません。
じゃあどれでもOKかといえばそれも△。薄型や細型(?)のケーブルでカテゴリ表記がなく「100メガ対応」とだけ書かれているモノがありますが、これは書いてあるとおり100メガの通信には対応するけれど、1ギガの通信には対応できない場合がありますので注意が必要です。
対応できない理由はケーブルをコンパクトにする為に100メガの通信で使わない配線が省略されているから。その省略された配線も1ギガでの通信では利用するので、100メガ専用のケーブルとなっています。
もちろん薄型のケーブルなどでもカテゴリ表記されているモノはありますので、これから買われる場合はカテゴリ5e以上の表記がされているケーブルをおすすめします。
色
売り場へ行くと色とりどりのケーブルが並んでいますが、色は統一するか分けるかで選びます。
統一する場合はもちろん決めた色で。なぜか青系が人気のようです。なんとなく。ケーブルの色を統一すると見た目はすっきりしますが、どのケーブルがどことつながっているかを示すためにタグなどをつけておかないと後で困ってしまうことも。
どのケーブルがどこへつながっているか一目でわかるようにするため、色を分ける場合もあります。この場合は現在使っていない色から選びます。もちろんハブから伸びるケーブルはカラフルな感じに。
また、そのうちの何色かに意味を持たせることも出来ます。黄色は他のハブとの接続とか、パソコン以外は緑とか。
多少長めの距離や見える部分を引き回すときは壁の色などに合わせるのもアリ。白や灰色、黒など。木造の場合は茶色も活躍します。