ルーターの選び方

有線 or 無線

最近だと無線LANの利用場面が多い為、電器店の店頭などでは無線LANモデルが主流になっています。無線LANモデルは子機とのセットもありますが、ノートパソコンなどは無線LAN機能が最初から内蔵されていることがほとんどですので、親機のみの製品も以前よりは並んでいます。

また子機と言えば以前はパソコンへPCカードや USB で接続するものが多かったですが、最近はイーサネットコンバーターとセットになっている製品も増えてきています。これはネットワークの一部を無線LAN化するときに利用するモノで、1階と2階やルーターとテレビの間などを無線LANでつないで、その先は有線で接続するような使い方をします。

100M or 1G(ギガビット)

ルーターなので LAN 側(パソコンとかがつながるほう)と WAN 側(モデムとかがつながるほう)とがありますが、主に考える必要があるのは WAN 側だけです。

契約している回線がフレッツ光ネクストハイスピードタイプなど 100M を超えるスピードであれば WAN 側が 1G に対応しているものを選んでおきましょう。それ以外の場合は予算や気分で OK。

もういっぽうの LAN 側は 1G 対応のほうがいいので考える必要はありません。ルーターは1個目のハブとして使われることが多いので、もしギガビットでのネットワークを使いたい場合、ルーターの LAN 側が対応していないと新しくギガビット対応のハブを買ってくる必要が出てきてしまいます。

USB

最近のルーターは USB 端子がついていて、そこへつながったディスクやプリンターをネットワーク上で共有できるものもあります。とはいえディスクの共用については専用のものに比べると速度が遅いことが多いようです。またプリンターなどについても対応機器や機能(インク残量が表示されるか等)を十分調べておきましょう。これらの機能が必要な場合は専用の機器も同時に検討されるのがおすすめです。

バックアップ

ルーターはネットワークの根っこに位置しますので、もし回線が切れてしまった場合、インターネットへ接続できなくなってしまいます。家庭で使っているときは「ちょっと早いけど寝るか」でも OK ですが、事務所などではそういうわけにもいきません。というわけで携帯電話のデータ通信回線や ISDN を万が一の時のバックアップ回線として利用できるルーターもあります。もちろんプロバイダー等の契約は別途必要です。

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