ネットワークへハードディスクを直接接続すれば、ネットワーク経由でどこからでもファイルへアクセスできるようになります。企業などで導入されているファイルサーバーと同じです。
このようなタイプのハードディスクは NAS (Network Attached Storage:ネットワーク接続ストレージ)と呼ばれています。
たとえばデスクトップパソコンとノートパソコン。同じファイルを使って作業をする場合、ネットワークがなければ USB メモリなどを使ってデータを運ぶ必要がありますが、ネットワーク上においたディスクへデータを保管しておけばどちらからでも作業が出来ます。
また NAS の機種によっては外出先や離れた実家などからアクセスできるものも。もちろんセキュリティは十分確保されます。
さらに DLNA サーバー機能が付いていれば NAS に保存したデジカメの写真や動画を居間のテレビなどの DLNA クライアントから見ることもできます。
加えて DTCP-IP に対応していれば地デジなどのデジタル放送をダビングすることも出来ます。(もちろんダビングが許可されているものだけです)