外出先で「自宅やオフィスだったらあのファイルがあるのに」と思ったことはありませんか?もし外出先から自宅やオフィスのルーターまで LAN ケーブルをつなげられたらどうでしょう? NAS に入っているファイルはもちろん、いつも使っているパソコンを安全に操作することだって出来てしまいます。
つまり出かけるときに「念のためにこのファイルもコピーしておこうかな?」と考える必要がなくなります。
※通信速度は遅めです。目安としては 10BASE-T 程度。
※必ずグローバルアドレスが必要です。
※駅やホテルなどの公衆アクセスポイントからは接続できない場合もあります。
用意するもの
- VPN サーバー(リモートアクセス)機能が付いたルーター
- http://buffalo.jp/products/catalog/network/whr-g301n/
- DDNS サービスのアカウント
- VPN サーバー機能が付いたルーターならおそらく、自動登録機能を持っていますので対応しているサービスへの登録を行っておきます。サービスには無料のものと有料のものとがありますが、どちらでもかまいません。
設定すること – 自宅でルーターへ
- ルーターへ登録した DDNS サービスのアカウントを設定します。
正しく設定されていることを確認しておきましょう。 - ルーターへ接続したいユーザーとパスワードを登録します。
設定すること – ノートパソコンなどへ
- 新しい接続ウィザードから「職場のネットワークへ接続する」を選んで DDNS サービスで取得したサーバー名を設定します。
- できあがった接続をダブルクリックしてルーターへ登録しているユーザー名とパスワードを入力します。
接続できない場合
- DDNS のサーバー名、ルーターに設定したユーザー名とパスワードが間違っていませんか?
- 外出先のネットワークのルーターが VPN に対応していない場合があります。
接続は出来るが通信できない場合
外出先と自宅のプライベートアドレスが3つめまで同じになっていませんか?
192.168.xx.8 の xx までが同じだと通信できません。どちらか、とは言っても外出先でのアドレスを変えるわけにはいかないので自宅のルーターに設定するプライベートアドレスの範囲を変更します。
ネットワークコンピューターに一覧が出てこない
BUFFALO のルーターなら Internet Explorer を使うと接続されているコンピューターの一覧からクリックで共有ファイルを開くことが出来ます。
実は表示されないのが基本なので、ルーターに機能がない場合は IP アドレスでアクセスするか、そのための(WINS)サーバーを設定する必要があります。